3階から飛び降りた
ここ最近ずっと「飛び降りてやる」と思っていた。今日ついに3階から飛び降りた。
別に死にたかったわけではなかった。自傷行為の延長線みたいな気持ち。
昔やってたアルバイトで、体の病気なら休んでもいいのに、心の病気は休ませてもらえなかったこととか、心の病気は甘えだと思われるのが嫌だったから、それなら自ら体の病気を作ればいいって。骨折でもすれば死んだように生きている毎日が何か変わる気がした。
だから下はコンクリートではなく土を選んで、下を見た時にまだ大丈夫だと思える3階を選んだ。
そして頭の中で「大事なのは勇気ではなく衝動」だと唱えて飛び降りた。
結果。顔と口と足を切っただけだった。
地面に落ちたあと、なんかすごく苦しくて、数分間起き上がれずにいたけど、体が特に大丈夫だということを知った途端、何も変わらなかった現実に泣いた。
家に帰った時、お買い物から出かけてた母親が帰ってきていた。
泣いてる私を見て「転けた?」「誰かにされたの?」って聞かれて「自分でした」と答えた。
私は、私が自殺しても誰も特に悲しまないだろうと思っていたが、母親も父親も思った以上に悲しんでいた。
「もうしないでね」「働かなくてもいいからあなたが生きていればそれでいい」「自分の命より大切」と。
あ、私って思ったより家族に大切にされてたんだな、バカなことしたんだろうなとその時に思ったけど、小さい頃「生まれて来なければよかったのに」と言われた言葉が今までずっと消えてなくならなくて、トラウマで、飛び降りなければ大切にされているのがわからないのって何だそれって思った。うまく説明できないけど。
飛び降りても体に傷が少しできただけで、また同じような日々を歩むんだろうと思ったら、虚無感に襲われた。